2022/6/16 木曜日(中3・高1コメント)で、誤読の一例として「水面」(みずも)を紹介したところ、この欄を読んでくださった一般の方からメールをいただきました。
「水面(みずも)は誤読ではありません。
日本語大シソーラス類語検索大辞典 ページ 4114には、ちゃんと
水面 水面(みなも) 水面(みずも) 水(み)の面(も)
とあります。」
慌てて手元にある『日本語大辞典』(1990年版)を調べましたら、「みのも」が見出し語で「みなも」は本文中に示されていました。『岩波国語辞典』(第4版)では「みなも」「みのも」両方が見出し語にありました。「みずも」は両方ともありませんでしたが、『日本語大シソーラス』ではきちんと示されているとのこと。歌の文句で聞いたような記憶もあります。一般的な読み方ではありませんが、慣用的に使われている読み方のようで、「誤読」とは言えないようです。訂正いたします。
ちなみに『岩波古語辞典』では「みなも」「みずも(みづも)」ともに見出し語には無く、「みのも」<ミノオモの約>水面、とありました。「みのも」が歴史的には先なのかもしれません。
当該の記事では正解を示していなかったのでここで示しておきますね。青が正解です
未曽有 (みぞうゆう みぞう) 踏襲 (ふしゅう とうしゅう) 頻繁 (はんざつ ひんぱん) 破綻 (はじょう はたん) 低迷 (ていまい ていめい) 詳細 (ようさい しょうさい) 焦眉 (しゅうび しょうび) 希求 (ききょう ききゅう) 思惑 (しわく おもわく 「しわく」と読む仏教用語があるそうですが…) 措置 (しょち そち) 前場 (まえば ぜんば) 水面 (みずも みなも みのも みずも すいめん) 見地 (かんか けんち) 基盤 (きはん きばん) 怪我 (かいが けが) 有無 (ゆうむ うむ 調べたら「ゆうむ」の読みもあるようです) 傷跡 (しょうせき きずあと) 詰めて (つめめて つめて) 物見遊山 (ものみゆうざん ものみゆさん) 順風満帆 (じゅんぷうまんぽ じゅんぷうまんぱん) 実体経済 (じつぶつけいざい じったいけいざい) 所信表明 (しょとくひょうめい しょしんひょうめい)
間違いが無いことを祈る!